エンタメノート

エンタメなんでも備忘録

ひとみさドンジュアン

さて、花組さんが新体制を迎えてのプレお披露目公演の御園座「ドンジュアン」、運よくチケットが取れましたので7/24ソワレと、7/28のライブ配信でもう1回観劇することができました!

 

7/24ソワレ感想

一般販売の戻りでゲットしたわりにかなりの良席!
2階席前方列の31番ということでほぼ2階席真正面という最強のお席でした。

御園座は1階席の傾斜がほぼなくて「前に来た人ガチャ」が激しい劇場ゆえに「2階席の方が断然見やすい!」と評判の劇場。東宝エリザベート、みりお様の「エリヘレ」に次いで3回目の御園座だったわけですが、実はいずれも2階席前方という強運(?)に恵まれております。

しかも今回はお席が31番!皆様、座席表をご覧ください!!!31番ってほぼど真ん中なんです!!!

御園座座席表

エリザもエリヘレも前方ではあったけど端席だったことを思うと今回のドンジュアンはほぼど真ん中!やっほう!!ってな具合にお席に着きました(ただ、31番ってど真ん中ゆえに左右どちらからも通路から遠いのが難点です…)

 

らいとくん、英真さん、美穂さん、あわちゃん、れいんくんのオープニングから~のひとこちゃんドーン!でオペラグラスをくっと上げた瞬間、思わず「ひいいぃ!」って声なき声が出ました(笑)

この席、ひとこちゃんの目線席だ!!!!

今まで何度も配信や劇場で見てきたひとこちゃんの三白眼ですが、オペラグラス覗いた瞬間に目と目がバチバチに合うのよ!!もうドキドキして思わずオペラグラスをおろしてしまうぐらいに目線いただき席でした…はあああたまんねえ~~~~!これだけで8,000円の元を十分に取りましたよ!!!

雪組さんの初演、外部での再演、いずれも未見のほぼミリしら状態で観劇したドンジュアンですが「とにかくひとこドンジュアンがモテモテで、それゆえに身を滅ぼすのね~」くらいの感じでみておりましたが、最初はとにかくドンジュアンの放蕩ぶりがよく描かれています。
騎士団長の娘に手を出して、パパ(騎士団長)の怒りを買って決闘して勝っちゃったけどパパの恨みを買って一生続く呪いをかけられて、一夜限りの遊んだ女が実は身持ちの堅い修道女で「妻です~~」って追っかけてきて、そんな中で彫刻家マリアに出会って本当の愛に気づくけど、マリアには戦場に行った婚約者がいて…という筋書き。

いや~、騎士団長&亡霊のあかさんとドン・カルロのらいとくんがよかったですねえ~~~!!!
あかさんは「亡霊」という不気味な雰囲気と、それを表現するフラメンコがとにかく随所にちりばめられてて、今作で一番ダンス大変だったのではと思えるくらいの大活躍でした。さすが、ひとこちゃん支えの同期ですね!頼もしい!

らいとくんは親友ドン・カルロとして全編通して語り部みたいな立ち位置。常に眉間にしわを寄せてドンジュアンを慮る役回りです。しかしいつ見てもらいとくんはスタイルがよくて惚れ惚れしますね。今回は歌もお芝居もかなり良くなっていて、安心して見れました。

専科からは初演に続いての英真なおきさんと美穂圭子さんがご登場。お二人の安定感すごい!舞台が引き締まる~!

そして今回はなんといっても「アンダルシアの美女」で我らが副組長の紫門ゆりやさんが女性の役をやられるとのことで、キャスト発表時から皆さんウキウキでしたね!
「ゆりちゃんの腹筋を見るだけで価値ある!」ってな感じだったので当日も大期待して登場した瞬間、オペラグラスを持ち上げましたよ!(ていうか、私の周り全員オペラグラス上がってた(笑))

ゆりちゃん…めっちゃ細!!!!!!!

どこに内臓入っているの?ってぐらいとにかくおなかぺったんこ!!あばら骨が浮いて見えるくらい細くて、普段は大人のスーツ姿がサマになる男役さんなのに、脱いだらこんなに華奢な女性なんですね…!っていうか、もっとお肉つけて!脂肪蓄えて!!って言いたくなりました(笑)
ゆりちゃんは兵士隊の伍長役と、アンダルシアの美女役と、2幕からは「セビリアの男」役と3度転生wの活躍っぷりでした。

 

7/28ライブ配信感想

配信・ビューイングの日はDVD収録もあるので演者さんたちもいつにも増して力が入っているように見えるのですが、この日もひとこちゃんはパワフルでした。あのほっそいお体のどこからあんな声やパワーが出るのだろうか…

某実況を見ながら配信を見ていたのですが、皆様れいんラファエルに厳しいご意見でしたね。れいんくんといえば「鴛鴦歌合戦」でらいとくんの代役で三吉役を好演していたので期待の若手だと思っていたのですが、どうも迫力に欠けるというか…。
れいんくん、声がかわいいんですよね。三吉みたいな幼い役だと似合うけど、ラファエルのような役だとひとこちゃんと決闘するところとか大人と子供ぐらいの差を感じるというか…お芝居もお歌ももう少し「大人の男」にならないとダメですねえ…。
このあとの大劇場公演「エンジェリックライ」で役付きがどうなるか、ちょっと今回の評価が分かれ目になりそうな予感がしました。

れいんくんと同じ104期のあわちゃんこと美羽愛ちゃん。実はわたし、あわちゃん好きなんですよ~。ファニーなお顔立ちがかわいいなあと思っていつも見ています。
今回のエルヴィラというお役も大きいお役で、某実況では歌がイマイチ…との評でしたが個人的にはそんなに気にならなかったけどなあ、と思うところです。
とにかく世間知らずの純粋培養のお嬢様が悪い男(ドンジュアン)にひっかかってしまい、それでも最後まで「妻です」っていうところが怖い女でもあります。初演がくらっち(有沙瞳さん)だと聞いてさらに納得…。(さぞかし恐怖の女だったに違いないくらっちエルヴィラ…)

7/24に現場でみていて下級生で何人か気になる子がいたのですが、配信でみていて気になったのは遼美来くん(たぶん)!ちょっとまだはっきり認識できてないけどたぶんこの子!お顔がきれいなの~!これからも頑張って探してみるよ!

今後の花組さん展望

ドンジュアン組、リーフィー組、宝塚巴里祭組の3つに分かれていた花組さん、9/28開幕の大劇場お披露目公演「エンジェリックライ」で集結しますね。
チラシを見る限り、ドンジュアンでひたすら黒かったひとこちゃんが今度は白ひとこちゃんになるのかな?おそらくハッピーエンドで終わるお話だと思うので、ホラ吹きだけどひたすら美しく愛せる主人公なんだろうな~と期待しております。
ひとこちゃんはナイワのアイリーンや鴛鴦の殿様のような突き抜けて能天気なお役も、冬霞のようにほの暗いタイプも、今回のドンジュアンみたいな悪い男もどれも良くて、演技の幅が広くて今後も楽しみです。

そして8/11、雪組さんの「ベルサイユのばら」大劇場千秋楽を楽しく配信でみていたら衝撃のニュースが…!!!

あかさん(まさかの)退団!!そしてカチャ退団とうとうキター!!!

ちょっとこの件については、後日落ち着いて別記事にて考えをまとめようと思います。
とにかくドンジュアン、最高だったよ~!てことで。

ちなみにアイスもなかは念願の「小倉」をゲットで3味とも制覇!どれもおいしいよね~!
そして写真撮るの忘れたんだぜ…時間なくて焦って食べたので…
またリベンジしよ~っと!